天下人を祀る神社「水戸東照宮」
- noriakikikuchi19891
- 2022年2月9日
- 読了時間: 4分
更新日：2022年3月2日
令和４年１月１７日
「権現さん」と言われ慕われる
水戸市鎮座の「東照宮」に行ってきました！
実は初めてではないのです。
昔この近くで働いていた際
たまに昼休みや営業で外に出た時
お参りしてました。
いや、良いサボりスポッt
ではなく、仕事をする上で心の支え
にしてた神社です。
でも、実はあまり詳しい事は
わかってませんでした。
どんな神様が祀られていたかも…
（この不届き者め！と叱ってやって下さい…）
今回は改めて、「東照宮」
をお参りし、どんな神社かを
調べてみました。
都会の真ん中にある「権現さん」
水戸市の常葉山（ときわやま）
に鎮座するのが「東照宮」です。
「権現さん」と言われて親しまれています。
「権現（ごんげん）」とは何かと思って
調べると、
仏・菩薩 (ぼさつ) が人々を救うため、仮の姿をとって現れること。
仏・菩薩の垂迹 (すいじゃく) として化身して現れた日本の神。本地垂迹説による。熊野権現・金毘羅 (こんぴら) 権現などの類。
仏・菩薩にならって称した神号。東照大権現（徳川家康）の類。
（goo辞書から引用）
だそうです。
まぁ、こちらの御祭神である
「徳川家康公」のことを指して
「権現さん」と呼んでいるのでしょう。
東照宮の由緒
徳川頼房像（彰考館徳川博物館蔵）
その歴史は、今から約４００年前
西暦１６２１年江戸時代初期まで
遡ります。
当時水戸を治めていた
水戸藩初代藩主「徳川頼房公」が、
父親である「徳川家康公」の御霊（みたま）
を祀ったのが始まりです。
「頼房公」は家康公が晩年に生まれた
11人目の男の子でした。
家康公が隠居していた現在の静岡県
駿府城で養育されていたそうです。
三代将軍「家光公」とは年が近く
幼い時から一緒に育った、
気心のしれた仲でした。
それは家光公が将軍に
なってからも変わりません
でした。
頼房公はおおらかで意志の強い
人物であり、武術・学問両方に
秀でた人物でした。
学問が盛んだった水戸藩
それは初代藩主頼房公の
影響だったのでしょう。
御祭神は「徳川家康公」
そんな頼房公の幼かった時に
養育してくれ、また江戸幕府
最初の将軍である「家康公」を
御祭神として祀ったのが「東照宮」です。
のちに頼房公も「配祀神（はいしかみ）」
として祀られました。
※配祀神（はいしかみ）とは？
その神社の主祭神と縁のある神様のこと
家康公の幼い頃は戦国時代真っ只中。
三河の国岡崎城（今の愛知県）
で生まれ、隣国の織田氏や今川氏
で人質となっていました。
実の父親もその家臣の裏切りに
より殺されています。
しかしその逆境を跳ね除け
我慢に我慢を重ねて、晩年
ついに天下人となった人物です。
頼房公はそんな実の父を
尊敬していたからこそ
東照宮を創ったのでしょう。
そんな東照宮のご利益とは？
そんな家康公を祀る「東照宮」
こんなご利益があると言われています。
なるほどね…と思いました。
薬の調合が上手だった、と言う
のは知りませんでした！
戦国武将ってそんな事もできるんですね…
色々見所がある東照宮
この東照宮の第一印象…
「派手だな〜」
でした！
鳥居を見た時からそうでしたが、
本殿の入り口も装飾が煌びやか
でした！
至る所に徳川家の家紋である
「葵の御紋」がありました。
また変わった展示物も…
上の写真、
これは日本最古の「戦車」
だそうです。
その名も
「安神車（あんじんしゃ）」
この中に兵士が入って
小窓から鉄砲を撃つのだとか。
鎧を着せた「牛」に引かせる
のだそうです。
実戦でどんな風に戦うか
見てみたい！
さらには…
本物か！
と思いました。
どうも地元の会社経営者が
これを制作し、神社に寄附
したようです…
このように、変わった展示物
が見れるのも「水戸東照宮」
なのです！！
そんな東照宮の「御朱印」
御朱印は１種類
３００円で入手できました。
このご時世ですので、
予め書かれている御朱印を
購入する形でした。
真ん中上部に
「葵の御紋」の印
が押されております。
「東照宮」の文字右上には
「水戸常葉山」と鎮座する
山の名前が書いてありました。
1枚300円は良心的な
価格でした！
皆さんも東照宮へお参りした際は
是非！
最後に
とにかく行ってみるとわかりますが、
自己主張が強い神社です。
水戸駅から歩いて５分くらいの
都会の真ん中にある東照宮。
古の建物と現代の建物が
融合する、そんな面白さがあるのも
魅力の一つです。
東照宮へのアクセスなど詳細はコチラ
YouTubeで動画公開しています！
チャンネル登録したらきっと幸せが舞い込みますよ！！
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